病気の重さ

昨日まで健康に暮らしていた人が急な怪我や病気で入院すると「治って復帰できるはず」と信じて疑いません。しかし病気には色々あり、治せない病気もあれば、不自由を抱えなくてはいけない病気だってあるのです。

入院などをして、社会復帰について医師やソーシャルワーカーの方と話をするときには、事態の重大さについてしっかり受け止めた上で、社会復帰の方法を探っていくことが重要です。誰しも「そんな生活できっこない」「元にもどしてくれ」とおっしゃいますが、希望通りいかないことだってあります。

「死ぬか生きるかの病状を救ってくださった」のか「蚊に刺された程度のもの」なのか、しっかり病状を受け止めた上で社会復帰に向けて話し合っていきましょう。


◆患者と医師「糖尿病」
低血糖で倒れて運ばれ、初めて糖尿病の事実を知った患者さん。
医師 「ご飯は1杯にしてね」
医師 「お酒も甘いものもやめるべき」
患者 「そんなの無理無理。営業職なんだから」
医師 「また倒れちゃうよ、悪化すると合併症もでてくるし」
患者 「仕事の付き合いってのがあるんですよ!無理です」



◆患者と医師「リンパ浮腫」
血管異常や癌の合併症などでリンパ浮腫になった場合。
医師 「靴下を履くようにしましょう。」
患者 「こんなキツイの無理です。」
医師 「症状が重いから弾性ストッキング履かなきゃだめだよ」
患者 「キツ過ぎるよ先生。スカートも履けないし。」
医師 「そんなレベルじゃないんだって」



先生とじっくり話し合い社会復帰に必要なことを真剣に受け止めましょう。病気は誰の身にも起こるものですし、いつまでも健康で暮らせるという保証は誰にだってありません。しかし大事なことは、どんな身体になったとしても人生を前向きに歩いていかなくてはいけないということです。そのことに注力して病気と向き合われることをオススメします。


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