間違いさがし

ひとたび相手のことを「分かってない」「付き合いにくい」と思ってしまうと、それ以降のコミュニケーションは相手の「間違いさがし」にシフトしていってしまう傾向があります。「耳を傾けない」方向にシフトしていってしまうこともあります。

一体それで現場の何が解決するのでしょうか?
オススメすることは、ダメ人間を見つけて自分が正しいことを証明することではなくて問題解決のために協力し合うことです。



◆患者Aと患者B
ひとたび「イビキがウルサイ」と感じてしまうと、次にする行動は「イビキが気にならないように工夫する」ではなくてウルサイことを証明しようと「耳を澄まして相手の物音を確認する」のです。
患者A 「イビキうるさいなぁ」
患者A 「・・・・・・・(耳をすませる)」
患者B 「カチッ(何かの物音)」
患者A 「ほら!やっぱりウルサイ患者だ」
患者A 「看護師さん!あの患者ウルサイよ!」



◆患者と看護師
一度患者の用事を忘れただけで、患者は「間違いさがし」を始めます。忘れられないように声をかければいいだけなのに、黙って「再び忘れるのでは?」と確かめてしまいます。
・・・薬の配布が遅れた・・・
患者  「忘れられちゃった」
看護師 「ごめんなさい、次気をつけます」
患者  「・・・・・・・(じっと観察)」
看護師 「ごめんなさーい」
患者  「また忘れた!ダメな病院だ!」



大事なことは、問題を解決することです。相手のダメさ加減を証明して自分の素晴らしさを実感することは誰の得にもなりません。協力して双方アイディアを出し合って、みんなにとって良い環境を保つことをオススメします。



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