病気を治すための患者と医療者の在るべき関係性は「チーム関係」だと思います。
病気を持った患者が病院に身を委ねる(A)のではなく患者と病院がチームとなって
病気と闘う(B)
という関係性を保つことが、良い医療を創り上げる大事なコツです。

(A)【患者】【病気】VS【病院】..........NG
(B)【患者】【病院】VS【病気】..........GOOD!
チーム関係


チーム関係を創る利点は2つあります。
①患者にとっての良い医療につながる。
②医療者にとっての良い医療につながる。

①について
病気が治っても治らなくても、患者は人生を前向きに歩んでいかなくてはいけま
せん。もし患者から見て「ヒドイ扱いをされた」「一生懸命診てくれなかった」などと
いう感想を持ってしまうと、退院後の患者の人生も前向きには進まなくなるかも
しれないのです。
   
「違う病院に行けばよかった」
「あの病院は許せない」
「あの病院に人生を狂わされた」


医師や看護師が患者とチーム関係を築いてくれ、患者の気持ちや意見も汲み取って
治療に参加させてくれたとしたならば、医師や看護師の一生懸命さが患者にも伝わ
り、病気が治っても治らなくても前向きに人生を歩んでいくことができるのです。
   
「この病院でよかった」
「一生懸命やっていただけた」
「この経験に感謝」


私(兄貴)自身、数々の病院と出会い病気は完治といきませんでしたが、スタッフ
の一生懸命さを受け取ったときに「ありがたい」と心から思えました。そして振り
返ると、チーム関係を作ってくれていたことに気付いたのです。


②について

チーム関係を築かない欠点は、患者の見えないところで自分の治療が進んでいくと
いうことです。そこを放置したままの医療は「結果を残します」という宣言に等しい
と兄貴は思います。







病院側が「私たちに任せてください」という関係性を持ってしまうと、結果を残す
ことが必要
となってしまいます。「私たちに任せてください」という関係性を
作ってしまう病院側の意図は「私たちがちゃんとやりますから患者は黙って言うこと
を聞いていてください」というメッセージであり、その裏には「人手が足りないから





ハードルが上がってしまうのです。





治癒が可能な
病気だけではない現状において、このような姿勢は「患者にとっての良い医療」と
いう側面からみると、必ずしも良い関係性ではないと思います。

病気が治っても治らなくても、患者が人生を前向きに歩んでいけるようにサポート
する唯一の方法が「チーム関係」を築くことだと兄貴は思います。


また「結果を残す」関係性は訴訟リスクをも高める結果となります。
日本の厳しい医療情勢の中で、患者に充分な時間と手をかけられない現状において
「結果を残します、任せてください」という姿勢はもっとも危険でもあるのです。
しかし時間と手をかけられずコミュニケーションが粗くなっている病院もあるのが
事実で、その粗い対応が患者への「結果を残します」宣言と受け取られてしまって
いることに、気付いていただけたらもっと対策があるのにな、と思います。

厳しい医療情勢で人手が足りないからこそ、患者にも協力をしてもらってチーム関係
で病気をやっつけるシナリオを創ってみてはいかがでしょうか?そのことが患者に
とって何より嬉しい対応であり、病院にとっても現場を動かしやすくする方法だと
兄貴は思います。







は厳しいです。
患者が充分な身体になるまで病院は診ていただけないかもしれません。

   どうしよう?

そんななかで患者が病気になったとき
患者と家族と病院側がチームとなること。
チームとなり同じ目線で病気に挑んでいく心がけが必要だと思います。病院側に
全て任せる姿勢はNG、たくさん話して相談して温度差を埋めることから始めましょう。