入院患者さんのための「型」
~患者をスムーズで充分な良い医療に導く対応~


①⇒②⇒③⇒④


①患者に聞くpart1

【内容】病状・私生活・仕事・住居・今後の人生について聞く
【意図】「自分の全てを理解した上で動いてくれる」と感じてもらうことで患者さんに安心感を持ってもらう。

治療には「機能回復」「社会復帰」という2つの側面を考える必要があると思いますが、患者が求めるのは「社会復帰」です。ですから「数値は正常でも患者の感覚として、社会復帰できそうにない」という違和感をもってしまうと、患者はまだ治療を続けたいと思いますし、でも医師は早く退院してほしいと思います。ここの解決をするためには第一段階で「社会復帰」を軸とした議論が効果を出すと兄貴は経験上、思います。



②患者に宣言する

【内容】「一緒に頑張りましょうね」と声をかける。
【意図】「医療者と患者の目線を一緒にする」という意図があります。

患者のライフスタイルをすべて受け止めた(①)上で、一緒に頑張りましょうねと声を掛けてくださることで、患者は医療者とチーム関係になります。『チームになって一緒に病気と闘う』という構図ができたことで患者も前向きになり、双方にとってスムーズで充分な良い医療につながると思います。単純に患者はこの言葉「嬉しい」です。効果抜群の言葉だと兄貴は思います。



③患者に聞くpart2

【内容】雑談の中で重要なキーワードを拾う。
【意図】「治療や社会復帰に有効な言葉を拾う」「患者のストレスのガス抜き」の2つの意図があります。

患者は、最初の段階で自分の全てを医師に伝えられるとは限りません。そもそも何が重要で何が重要じゃないのかも分からないと思いますし、伝えていると思っていても忘れていることがよくあります。特に既往歴などは、子供の頃の病気を忘れてしまっている事が多いです。そういう部分も雑談の中で拾ってあげれば、患者の情報を漏れなく受け取ることが可能となると思います。
本来は患者が自主的に自分の既往歴を洩らさず記録しておくべきことかもしれませんが。患者のそういう取り組みも大事だと兄貴は考えます。




④患者に選ばせる

【内容】「答えを出す」のではなく「患者本人に選ばせる」こと。
【意図】患者本人に選ばせることで、自力で前へ進んでいける力を持ってもらう意図があります。
【方法】患者の現状を受け止めて、それに対して病院側が出来得ることを提示する。そして患者に社会復帰への選択肢を与え患者本人に選ばせる。

よくある例として退院時期の判断。前述の「機能回復」「社会復帰」を整理しないまま「もう退院できますよね?退院しましょう」と言われてしまうと患者は反発します。「私はこれがやりたいです」という患者の前向きな言葉は、患者自身を鼓舞する意味でも力を発揮すると兄貴は思います。


※一見「時間がかかる対応」に見えますが、兄貴はこれが最もスムーズな対応であると思います。
※ここでは「対応」に注目しましたが、この段階の前に『充分な説明』があることをここに特記しておきます。クリニカルパスやDPC、在院日数などなどの仕組みを患者は知りません。充分な受容と充分な説明が大事だと私は思います。






私は自らの闘病において素晴らしい先生方に恵まれ、生活の制限があり治癒には
至らなかったものの人生を前向きに進ませることができました。同じ気持ちを多くの患者さんに味わっていただきたいです。そんな思いを持ってこの記事を書かせていただきました。
失礼が無いように書いたつもりです、文才の無さは目をつむって頂きたくお願い申し上げます。

どうでしょうか?


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読んでいただきありがとうございました。

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