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◆診察時の5箇条
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[1] ゴールは「創る」。

[2] 治療法は患者が決める。

[3] 状況報告はこまめに。

[4] 病歴はきちんと伝える。

[5] 治療計画を明確にしておく。

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【詳細】
[1].ゴールは「創る」。
医師と患者のゴールが違う場合がたびたび見られます。ゴールは医師と患者が話し合って決める必要があります。そしてゴールは、治療の結果や経過によっても常に変わる可能性があるのでその都度医師と話し合ってゴールを創っていくのです。

【ゴールは「在るもの」ではなく「創るもの」です。】

医師と患者のゴールが違うままですと治療が終わってからトラブルやクレームに発展しかねません。状況を観ながら常に社会復帰に向けてのゴールを医師と創っていくのが大事だと私は思います。
※[ゴールの違い]の例
患者→社会復帰(治っても治らなくても社会復帰優先)
医師→機能回復(病巣を健常体に戻す機能回復優先)
「病巣は治りました、けど社会復帰は無理ですね」では患者の意図とずれてしまう


◆ポイント◆
・患者側の情報提供(私生活・人生設計)を積極的に行おう。
・医師と納得いくまでよく話し合う。
・症状の変化はこまめに報告する。



[2].治療方法は患者が決める。
医療は病院側と患者側との契約のうえで行われるものです。医師と話し合った上で患者側の選択で治療方法を決めることが大事です。

【「先生にお任せします」は禁句です。】

また患者は治っても治らなくても人生を前向きに歩んでいかなくてはいけません。医師に促されるまま身を委ねて「こんなはずじゃなかった!あの先生に人生を狂わされた!」と後悔しないために自分で選択することが大事だと思うのです。

◆ポイント◆
・治療方法の選択肢
・各治療方法の特徴(長所と短所)
・医師の意見



[3].状況報告はこまめに。
使用薬の効果、病巣の変化、痛みや熱感など、患者は常にその変化を医師に報告することが大事です。[1][2]にもつながりますが、治療のゴールは経過によって変わるものですし、他力本願で治療をお任せする姿勢もご法度です。
病院はベッドに寝ていれば医師が勝手に治してくれる場所ではありません。

【医師と患者がチームになって治療に挑む。】

現状を把握し、目標を確認、治療法を決めて、治療を行う。そして症状を観察し医師に報告、検証をしたうえで方向性を検討、治療法を軌道修正して、治療を行う。「痛みが軽減した」「熱が下がった」「傷が小さくなった」・・・・というように、どんどん状況報告をしていって、どんどん治療工程を医師とまわしていくのです。

◆ポイント◆
・良くなっている部分はあるか。
・悪くなっている部分はあるか。
・新たな症状はあるか。




[4].病歴をきちんと伝える。
過去にどのような病気にかかったか、どんな治療をしてどのような結果になったか、親戚にどのような病気の方がいるかなど、病歴は治療を行う上でとても大事な情報になります。知っている限り細かく伝えることが望ましいです。

【「医師なら何でも分かり何でも見える」わけではない。】

特に難治性の病気の場合「治ると思ってやった治療がうまくいかなかった」という経験を持っている場合には、そのことを医師に伝えておかなくては再度同じ治療になって「また治らなかった」という結果になる可能性があります。

◆ポイント◆
・現在の持病
・過去の病歴
・過去の治療歴(治療法・使用薬)
・家系的な病気




[5].治療計画を明確にしておく。
治療は入院中に全てが終わるわけではありません。入院中はもちろん退院後の生活を含めてどのようなプランで治療を進めていくのかを医師と調整しておく必要があります。

【病院でやるべきことは病院でやり、自宅で出来ることは自宅でやる】

現在、医療機関は「治るまで入院していられる場所ではない」という認識をしておくことが大事です。退院するにあたり多少不安が残っていても病院で施すべき処置がなければ退院となる可能性があることを心構えておきましょう。プランを明確にして必要な準備は早めに整えておきましょう。

◆ポイント◆
・入院中にどこまで回復するか。
・退院後にどんな生活やケアが必要か。
・どれくらいで完治するか。

※[1]は目的に対するゴール設定で、[5]は経時的なゴール設定です。



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読んでいただきありがとうございました。

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